家具修理、椅子・ソファーの張替、インテリアリフォーム
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椅子の張り替え修理・リフォームのリフレックス
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下張り
下張り

 木枠の側面にぐるりとフェルト布(紺色)を張りました。
 ウレタンの下地となります。また、木枠の角でウレタンが切られるのを防ぐ役割もあります。

 下側に見える、白っぽいのはウレタンです。

土台・形出し
土台・形出し

 クッションの土台となるチップウレタン20mmを積み、その上に仕上がり形状を出すためのチップウレタン・ウレタンを積んだところです。

 目指す形は、バケットシートのような包む形です。

 まずは、盆の窪あたりのくびれ部分を支えるように、かまぼこ状にチップウレタンを仕込みました。
 頭をのせるイメージでがっちりと支えるために、硬いチップウレタンをチョイスしました。

 頭が左右に振られないようにするサイドサポートは、柔らかめに仕上げることにしました。
 硬すぎると不用意に拘束感がでます。あくまでも頭がクッションに沈んでいき、柔らかく包まれる感じを出したいと考えて、形が出ればよしという程度の柔らかめのウレタンをチョイスしました。

低反発ウレタン
低反発ウレタン 低反発ウレタン2

 仕上がりの形が、少し見えてきました。
 頭が、すぽっとはまりそうなくぼみに見えるでしょうか?

 今回の積層計画のキーとなる低反発ウレタンを積んだところです。

 包むような感じ、フィッティング・ホールド感を出すために採用しました。

 低反発ウレタンは、形なりに沈み、接触面全体を均一に支えます。身近なところでは、枕などに使われています。
* どんな感じかというと・・・
 コンクリートの床に5cm厚の低反発ウレタンを敷いてその上に寝ると・・・
 あら不思議!下の固い感じは感じられません。とても寝心地がいいです。

 低反発ウレタンを使うときは、ある程度の厚みがないと効果がありません。
 今回は、5cm厚をチョイスしました。

仕上げ
天面・裏面

 ここから、ウレタンの仕上げです。

 積層断面の凸凹を隠すため、または木枠の感触を隠すため、形状の仕上げなどのために、10mmウレタンを張っていきます。

 今回は正面と側面の角にメリハリをつけようと考えました。
 その為に、縫製品縫い合わせに合わせて、角が立つように張り合わせることにしました。

まち

 目指すラインを出すための隠し味として、マチ部分に硬い感じのウレタン(ピンク)を使いました。
 ミシン担当者と打ち合わせをして、このウレタンと縫製品のマチは、同じ形にしました。

仕上がり

 クッション(ウレタン)の仕上がりです。
 いつもならば、肌の当たる部分には綿を入れたいのですが・・・
 低反発ウレタンの効果を阻害されれる恐れがあるので、今回は積みませんでした。

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