家具修理、椅子・ソファーの張替、インテリアリフォーム
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椅子の張り替え修理・リフォームのリフレックス
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検品
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 大阪からはるばるやってきて、作業台に乗ったところです。
 大きくガボッとしたクッションは、羽毛がたっぷり使ってあります。
 本体の縫製品(背裏)は、本革のためジョイントしてあります。
 上手くデザインに取り入れてありますが、ソフトレザーに張り替えますのでシンプルにジョイントを少なく出来ます。
 今回、白をお選びになったこと、張り替え後のイメージから・・・お客様に相談のうえジョイントを減らすことにしました。

分解・剥し
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 背と肘が一体になったコの字型の本体に、座をはめ込むようなつくりになっています。

 こういうつくりは、変な組継さえしなければ強度が出やすいベーシックな作りです。
 実際このソファーの木枠は、かなりしっかりしていました。さらに材がしっかりしていて・・・ステーブルを抜き終わる頃には二の腕がパンパンになりました。

ウレタンなどの確認
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 別体になっている背のクッションは、羽毛。同じく肘は、綿を比重を変えた綿の袋で包んだつくり。木枠本体は、羽毛や綿の感触に合わせてややソフトな10〜50mmのウレタンが使ってあります。

木枠のチェック・補強
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 左は本体木枠を底から覗き込んだ写真です。マルで囲ったのは、腰の当たりを支える貫です。十分な強度が出ているとは思いますがL字型のこま材で後と下にずれ込んでこないように補強します。

 真中の写真は、座の木枠です。良くも悪くも海外製らしく組み継無しで、釘で組立ててあります。
 木材が低質だったり、分の小さい(細い)材料だと長くは使えません。
 このソファーは、木質、分の大きさともに良い作りです。この裏側には、ちゃんと隅木があり枠のゆがみを抑えるようになっています。

 右は、座の前側です。体重とバネの緊張を常に受ける部材ですから、腰の抜き同様にこま材を追加しました。

下張り
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 背のウレタン(水色)を剥がしかけているところです。
 ウレタンの下は、ウェービングが2段でした。

 しっかり感を出すためにネットを追加することにしました。
 羽毛のクッションを中心に考えてやや沈み込みが残るようにソフトなものを使いました。バンとしたものを使うと座り心地に段付きが出たり、座姿勢が著しく変わってしまうからです。

 左の写真の茶色のネットを追加しました。マルで囲ってあるのは、背抜きを補強したこま材です。

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